とめ吉の底辺からの人生の始め方

高校中退引きこもりコミュ障な僕がドクターになるまで

高卒資格認定試験(旧大検)について

とめ吉の救いの手となった高卒認定試験(旧大検)

 
今回はその試験概要と注意するべき点、難易度などを経験者の視点から事細かに説明していきたいと思います。
 
 

 

受験資格について

受験できる人はどんな人?どうすれば受験できるの?

受験する年度内(受験する翌年の3月31日まで)に満16歳以上になる方で、高卒資格のない方なら基本誰でも受験できます。

2021年に受験するのであれば2022年3月31日までに16歳以上になればよいということ。

 

高校在学中でも受けれるの?

 大検から高卒認定試験への変更により受験できるようになりました。

但し全日制高校の場合は学校長の許可が必要。

 

試験の合格基準について

ざっくりどういった試験なの?

マークシート形式で高校で履修する科目ごとに合格判定が行われ、全ての科目に合格すると晴れて高卒認定試験合格となります。

(とめ吉はほとんど高校に行ってなかったので当時10科目以上あった気がします)

何割以上とれれば合格できるの?

以前は6割ぐらいでしたが、現在は5割程度でほぼ合格のようです

試験って難しい?

中学時代ほぼオール2のとめ吉でも3か月の勉強であっさりクリアできたので難易度は低いと思われます。

ちなみに1科目あたりの合格率は80%以上もあるみたいです。

勉強はどんなことをしたの?

とめ吉は過去問しかやらなかったです。三か月ひたすらやってました。

↓こんな感じのやつをずっとです

メルカリ - 高認問題集 高等学校卒業程度認定試験~問題集~ 平成17 ...

実際に受験したとめ吉からの注意点、気を付けてほしい点

 出願期限が受験の三か月前あたりなので早めの出願を

現在は1年に2回になった高卒認定試験(以前は1年に1回)ですが、うっかり期限を過ごしてしまって1年を棒に振らないよう気を付けてください。

とめ吉は期限3日前のギリギリでした。

科目数が多く長丁場となるためメンタルの管理・体調管理が大事

高卒認定試験を受ける方はほとんどの方が沢山の科目を受けることになると思います。

そのうえですべての科目で合格点を出さなくてはいけないため、会場の空気に飲まれたり、体調がイマイチではその可能性が限りなく低くなります。

特にとめ吉のような引きこもりの方はその傾向が顕著なので前日に会場に赴くなど自分なりに改善に全力を費やしてください。

多分上記の点が高卒認定試験が難しいといわれる理由ではないかととめ吉は考えます。

1度受かった科目はもう受けなくてもよい

1度合格した科目は次回の受験時は免除される。
いわゆる救済措置のようなものですね。
例えば、10科目受けるとめ吉の場合1回目の受験で8科目受かったら2回目は残りの2科目の合格で高卒認定試験取得となる。
この救済措置により何度も受けていればいつかは受かります。マークシートですしね・笑
 注:途中まで高校に通っていた場合は履修した科目も免除になります

 無事合格しても満18歳になるまで効力はない

これが厄介でした。 
学年的に高校1年でとろうが、2年でとろうが満18歳になるまで大学受験はできません。
18歳になるまでのんびり過ごしてください・笑
 
とめ吉も結局それが原因で1年間足踏みすることになってしまいます。
 
高校卒業の能力があるのに、飛び級防止の為か日本の制度としてできないってどうなんだろうって当時は怒ってましたね・笑
 

とめ吉が考える高卒認定試験はこんな人におススメ

高校受験に失敗・中退してしまったが大学に行きたい方

とめ吉がまさにそれですが、将来のビジョンがまだ見えていない方でもとっておいて損はないと思います。高卒認定資格をもっていると選択肢が広がりますし、試験も何度も受けていれば否が応でもとれるものですしね。

高校の集団の中で学ぶのが嫌な方 変わった人生を送りたい方

煌びやかな高校生活よりも、合理的に自分のペースで人生を送りたい方にはちょうどいいと思います。

大学に行きたいが家庭の事情で経済的に困窮している方・または早い段階でお金を貯めたいと思っている方

高校1年の段階で高卒認定試験をとってしまえば、フリーな時間が2年ぐらいできるので大学受験までお金を稼ぎ放題です。

楽しい高校生活は送れませんが、かなり効率的な人生がおくれるのではないでしょうか。 

あとがき
 
とめ吉の当時の心境としては『皆が3年間かけてやることを俺は1年ちょっとでクリアしたんだ!俺は優秀なんだ!』と地にまで落ちていた自信を少し取り戻し、自己肯定感もわずかながら回復しておりました。
 
やっぱり成功体験って重要ですよね。
 
そのお陰で様々な新しいことにチャレンジすることができました。
 
相変わらずコミュ障、気の短さは治りませんでしたが、沢山のことを経験しとても良い人生勉強になりました。。
 
引きこもりの方や何かを変えたい方は一度受けてみては如何でしょうか?
 
その後とめ吉は満18歳になり、無事歯科大学に一発合格することができました。
16 歳で高卒認定試験に合格したことにより、勉強する時間やバイトでお金を稼ぐ時間をたっぷり確保することができました。
普通に高校に通っていたら現役合格は不可能だったかもしれません。
本当高卒認定試験には感謝です。

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次の記事では歯科大学に通っていたからわかる特殊な内容についてあげていきたいと思います。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
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このブログについて

はじめまして!


とめ吉といいます。


まずはじめにこのブログを始めたきっかけに関して記載したいと思います。


現在ドクターとして順風満帆(?)に日常をおくっているとめ吉ですが、以前は中卒コミュ障のひきこもりとして底辺まっしぐらな日々を過ごしておりました。


そのころは全てに絶望し、引きこもってゲームをし続けるという怠惰な生活を行うことにより精神の安定をはかっておりました。


ちょっとしたきっかけから奮起しまして、社会的地位、経済力など、世間でいういわゆる勝ち組にはいることができました。


そんな僕の人生の経緯をできれば現在引きこもっている方、もしくはそういった方が身近にいるかた、ただ漠然と勝ち組になりたい方の今後の参考にして頂ければ幸いです。


正直僕も人生のトンネルに入っている期間が長かったのでその出口のヒントになってもらえると凄く嬉しいです。
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参考にならなくても、へ〜こんな生き方もあるんだ!ぐらいには思って頂けるといいなと思っております。


高校、むしろ中学すらまともに行ってないというかなりイレギュラーな人生なので、そのあたりは自己責任で。


まず
中卒→引きこもり→高卒認定試験→ドクター
っていう人自体がまずそうそういないでしょうしね。



僕自身かなり批判は浴びました・笑


また、いわゆる起業で一発成功しました〜とか為替、株で成功しました〜のようなもの含まれないです。


こういったブログは基本的にそういうのばかりだと思いますが、ありふれてますし全く参考にならないととめ吉は考えています。


逆に僕のような人生を歩んできた方はそうそういないと思いますので、かなりオリジナリティの強い体験記になると思います。


ちなみに以下おおまかなとめ吉の性格を列挙しますので近い方はより参考になると思います。


・基本的に怠惰

・目標があれば短期では頑張れるが長期では頑張れない

・合理主義で必要ないことはやりたくない

・コツコツが苦手

・早起きしたくない

・やりがいのある仕事でないとやる気でない

・お金沢山ほしい

・モテたい、可愛い彼女ほしい

・誰かのためならまだ頑張れる

・コミュ障

・気が短い

・コンプレックスが強い

自閉症気味なので手を口で隠しながら話す

・相手の目を見れない

・自分に甘く人にも甘くなので基本は優しい

いやぁ本当ダメ人間を絵に書いたような特徴ですね。


最終的には克服したものも多数ありますが、なかなか難しいものもありました。


続いて、このブログを同じような境遇の方に読んで頂き共感して頂くためにまずは大まかに生い立ちを説明していきます。


家庭環境としてはとにかく甘やかされて育ってきました。


両親が共働きだったこともあり、優しいお婆ちゃんとずっと一緒にいる状態でやりたいことをやりたいだけやるという自由過ぎる幼少期でした。



そのせいでワガママで短気な性格が培われたと思います。


その頃はゲームを一日中してたりで、中学時代から引きこもり気味でした。


遅刻、欠席を繰り返し学校に行くと周りから『久しぶり!』と言われるぐらいでした。


高校に入ると、その身勝手さはどんどん加速していき高校1年の頃には朝起きるのがしんどいという理由で高校を辞めてしまいました。


実際高校を辞めてしまうと


親戚など周りからの批判的な目

自分の将来への不安

リア充への嫉妬

などでどんどん病んでいきました。


このままじゃいけないのにな

皆楽しく高校生活を楽しんでいて、羨ましいな。

中卒だとこの先は真っ暗だし、こんな俺じゃ生涯モテることはないだろうし、一生お金に苦労するんだろうな。


とコンプレックスの塊へとなっていきました。



そして家から出ない日々が数ヶ月続いたあと、転機が訪れました。


お婆ちゃんが体調を壊したのです。


一時期ご飯もまともに食べれないようになり、お婆ちゃんっ子であるとめ吉はとてもショックでした。


そして、わがまま放題だったとめ吉はそれが許せなかったのです。


自分に治す力があれば、すぐに改善するのではないか、そう考えるようになり、医療の道へと進むことになります。


調べていくとお医者さんになれればモテるようになるし、お金に困ることもなくなる、むしろ周りを助けられる程の余裕、そして社会的な地位もありとてもとめ吉には魅力的にうつりました。


特に医療は患者さんに必要とされる、感謝されるやりがいのある職なので、自己肯定感が底まで落ちているとめ吉にとって自己承認欲求も満たされる最高の職であると確信しました、


がしかし、ここで大きな問題にぶつかりました。


お医者さんになるには大学進学が必須で他のルートがなかったのです。


一般の人と同じように高校生活を送っていれば、問題なく大学受験ができたのですが、とめ吉は中退してしまった為受験資格を得ることはできません。。


その時はとめ吉はまだ16歳だったので、再度高校に通うことも考えましたが、さらに調べていくともっと効率の良い方法にたどり着くのです。


その方法とは高卒認定試験!!


いわゆる『大検』です。


一般の方ですと、聞いたことがある程度でどういったものか細かいところまではご存知ないかと思います。


なんとそれを取得すると大学受験ができるという優れものであり、しかも1回の試験で全て終わるというものでした。


『3年頑張って学校通うなら、一度の試験で高校卒業の資格得た方が効率的だしお得じゃん!』


『そのあとすぐ大学行けるし、受験勉強、さらにお金を貯めるバイトの時間だって作れる!』


『知ってれば最初から高校なんて行かなかったのになぁ』


そんな軽い気持ちの状態からとめ吉がドクターに向かって動き出すことになります。


このあと
高卒認定試験取得→大学受験→大学での勉強→臨床研修と進んでいきます。


次回からはちゃんとした記事として、とめ吉の実体験を含め概要についてお話していきたいと思います。



最後に

文章を書くのが苦手なので拙い文章にはなりますが、自分なりに精一杯分かりやすく書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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